1.序章 | 2.機器のゲット! | 3.手を入れるポイントはなんだ? | 4.割腹、そして発注 |
5.いざ、クロック交換 | 6.音はでるのか? | 7.聞いてみよう! |
まずは、割腹して、内部の確認。 ネジが☆(ヘクスローブ)型なので、取り外しが面倒。 100円ショップで、なぜか400円もしたL字のレンチを使う。 ネジ一本を外すにも時間がかかる(;_;) | |
クロックの確認。 さすが、インターネットの世の中です。 いろいろと情報が氾濫しており、知識なくても情熱があれば、調べられる世の中です。 CD880Jで使われているクロックは、11.2896MHz でした。 早速、プラクト・サウンド・システム さんに発注しました。 | |
あとは...DACなども発見 TDA1541A のシングル利用ということだろう。 しかし、S*なんて文字も見えないし、王冠やダブルクラウンなんてものも見えない。。 今更、何ができるわけでもないので、そういうものだろうと考えることにする。 |
クロック周辺の調査から開始。 SAA7220のデータシートを検索し、Xin/Xoutの場所が判明。 クロック周辺に使っているRやCは、チップ型らしい。こんな小さなもの? |
次に、+電源を探す。...分らん。(;_;) 3端子レギュレータなるものを探し出すと、7905というものを発見。 7905を調べてみると、負電源というものらしい。 つまり、+電源から+5Vを作り出すのではなく、−電源から−5Vを作り出すものらしい。 アースのピン配置から考えて、このレギュレータが何かに関与していることは明白である。 しかし、今、必要なのは+電源。−電源は不要。僕には−電源というものを理解出来ん。 気を取り直して、再度、配線を追ってみるもやはりわからん。 | |
ついでにオペアンプ観察。 NE5532PとJRC5532Dが合計6ヶ使われている。 想像するに、IV変換(中ほど左)&ヘッドフォン用(右下)がNE5532,出力バッファがJRC5532(左下)ではないか? | |
それにしてもJRCの5532は小さい。クモ型(?)だ! これを交換するとなるとハンダ付けがシンドそうだ。 HEF4051BT(4ヶ),HEF4094BTというものも見える。 |
メールした直後、ヒラメいたっ!! 外していない基板(電源の方)に、+電源があるのではないか? 調べてみるとピンポ〜ン!(^^)! 7805を3ヶも発見! 多分、メカ,デジタル,アナログと別々になっているということでしょう。 テスタで7805の入力端子を計ってみると、+12.06Vでバッチリ! ということでアースラインから、一番右の7805がデジタル用であることを探し当てた。 配線を悩んだ挙句、クロックまでの配線はちょっと遠いが内部を大胆に横断し、 電源基板からクロックへ電源供給することにした。 | |
そして、結局、音声系のみならず電源系の基板を含め、2枚とも外された。 手持ちの銅線を利用して電源系の配線作業。 銀素材は、過去、コンセントや電源ケーブルなど色々試したが、肌に合わなかった。 良さは非常によく分るけど、どうしても、煌びやかさと高音部のクセを感じてしまう。 そこで、電源周りは銅線とし、クロック購入時に頂いた銀線はクロックの出力に利用することにした。 | |
クロックのボードをどのように固定しようか? と悩み、 100円ショップのクッション入り両面テープで貼り付けることにした。 でも、グラグラ。 スペーサ(足)が2ヶでなく3ヶだと、かなり安定しそう。 まぁ、これは、後日対策を考えることにする。 途中、苦労したのはクロック周辺のチップ型のC,Rの取り外し。 いろいろと悪戦苦闘しながら、なんとか仮組上げ。 | |
気を取り直して、電源ON! クロックのボードのランプが無事、点灯! クロックへ供給されている電圧を測ると +10.98V。 1Vはどこかへ消えてしまったが、まぁ、良しとしよう。 |
次の瞬間、、、♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪
というこでどうにかこうにか、無事、鳴り出しました! やっほーーっ!! 岡本さん,感謝します! 結局、外した部品はこれ。→ |