まずはルミナス1.0の分解方法ですが本体両サイドに付いているネジを計4
本外すとアクリル板が上に外れます。 基板の上に真空管が乗っていますので壊さないよう、ここで外してしまいます。 あとは基板を固定している5本のネジとRCAコードを接続するコネクタの部分のネジ 2本を外すと基板が上に外れます。 | ||
基板はコネクタでケーブルが繋がっていますので外さず、そのま
まトランスの上にタオルまたはビニール等で絶縁してから寝かして置きます。 すると下の基板のマイコンの近くにクリスタル(6.144Mヘルツ)があるのが解ります。 その外し方ですが、私は30W程度の半田鏝を二本、十分に暖めてから両側にあてて外しました。 接続先はR018側がXINです、グランドはチップコンの逆サイドにつければ良いで しょう。電源は、基板にある7805レギュレータの1次側の8Vをそのまま発振器用電源回路のレギュレータに接続します。 仮配線した状態で配線間違いがないか確認し、良いようであれば電源を投入します、電 源を入れて前面のLEDが点灯すれば完了です、私の場合は真空管を外していたので そのスペースにクリスタルと子基板を置いて動作確認しました。 |
作業中 | |
肝心の音ですが始めはシャリン、シャリンと高域がうるさいのですが、エージング
が進むにつれ落ち着いてきます(私の場合は20時間位でした)。 他の方も書かれておりましたがDAC側の方がクロック交換での変化は少ないかも知 れません。 |
ルミナス1.0 | |
ルミナス1、0のクロック交換をする前にプレイヤー(DV−S747A)もクリス
タル交換をしておりましたので、どちらも100時間のエージングを完了してからの
感想を書きます。 再生するCDでも変わるのですが演奏している空間再現が格段に良くなり、響きがと てもリアルでまるで手を伸ばせば演奏者に届きそうに感じるくらいです。 曲間やシーンと静まる曲中では、S/Nがとても高くなったのかな?と感じま す。これはもしかしたらジッタ—が減った事による作用なのかもしれません、このお陰 か解らないのですが音量を上げて行くとハウリングのような音が出ていたのですが (フラッターエコー?)これがかなり減少しました。 これは全体に言える事ですが一番関心したのが特にメインスピーカーの上にタンノイ のST100というスーパーツィーターを置いているのですが、これの能率が上がっ たのかと思うほど元気になり音の密度が濃くなったように感じます。 | | |
それとサブシステムではハセヒロさんのMM−151Sというバックロードボックスに
フォステクスFE108EΣを付けてますが、正直、音量を上げすぎると上記のハウリ
ング音っぽい音が気になり、DVD−RやRWの再生や流し聞き程度に使っていたの
ですが、ハウリング音っぽい音が減少しかなり聞きやすい音になりました。
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エレキット:TU−878CD 周波数:16.9344MHz 参照HP YASUのオーディオ倶楽部 クロック交換方法 クロック以外の改造 電解コンをOSコンに交換 フィフムコンをASC X363 400V0.47μ+StyroflexNSF(2700pf/500V)のパラに交換 電源ケーブルを手持ちの3芯に、プラグのメッキを紙ヤスリで落としてグリス塗り 三田製クロック出力に直列に40Ωを接続 単相200Vブレーカーからオーディオ専用コンセントと200V→100Vダウントランスを挿入して接続 結果 劇的に変わりました。 弦楽器に色合いと幅が出て、音像がひろがりました。 女性ボーカルも声に抱きしめられているようです。 とってもやりがいのある改造です。 この改造は上記HP管理人の岡本さま、YASUさまに教えて頂かなければ到底出来ませんでした。 ありがとうございました。 |