CDM12製作ご報告
龍ヶ崎の中島様 : シャンペンゴールドのCDM12
龍ヶ崎の中島様から、CDM12デジタルアウト+銅板キット完成の写真をいただきました。
黒塗りの銅板をシャンペンゴールドのケースに包み、操作ボタンも黒で実に高級感があります。美しい仕上がりですね。
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まずCDM12の基盤の上に抵抗を入れた基盤を乗せ、ここから前面のパネルにもっていけるように端子をつけました。プッシュスイッチはおそらく黒が一番高級っぽく見えるかと思いあえて全部黒にしました。
その後、銅板に設置したCDM12がしっかり入るケースを見つけてきまして・・銅板は黒に塗装しました。前面に表示部分用の角型の窓を設け、基本操作用のプッシュボタンのための加工を行いました。
パネル上面の左側にあるプッシュスイッチはCDを交換したときのリセット用です(「心静かに2回プッシュして」の例のやつです。)
表示部分の窓につけるためのアクリル板は、選択のために数種類のアクリル板で文字の透過性を見ました。結構濃いブラックのアクリル板でちょうど表示がクリアに見えるようです。これを入れた後にちゃんとリモコンがアクリル板越しに作動するかチェックしてみたのですがOKでした。
その後シャンペンゴールドに塗装してレタリングをいれました。さらにクリアラッカーで保護のための塗装を行って完成です。
さてそれからが回転時の騒音対策です。
まず銅版の上のCDを設置する部分をしっかり取り囲めるように合成フエルト?を周囲にめぐらせて貼り付けました。さらにカバーのためにガラス製の食器(ガラス製のタッパーウエアーみたいなもの)を見つけてきて、それをひっくり返してカバーにしました。ドアの蝶番を後ろにつけましたが、これはうまい方法がなかったのでエポキシ系の接着剤をてんこ盛りにして固定しました。
パワーサプライとの接続はコンピューター用の端子を用いました。結構貧相なケーブルなので音質面で悪い影響が出ないかちょっと心配だったのですがプラクトサウンドさんに付属しているケーブルと比較してもそれほど大差ないようなので(というより良くわからなかったというべきでしょうけど、、、)採用しました。
パワーサプライの電源部には簡単なノイズフィルターをつけて出来るだけデジタルノイズを撒き散らさないようにしてみました。(効果は良くわかりませんが)
フィリップスの音の特徴なのかもしれませんが実にしっとりとして奥行きのある音です。もともとそういう音が大好きなので大満足です。
高音と低音のレンジにあまりこだわらずに奥行きや音場感で勝負といった感じです(といっても必要十分な音域は確保されています)
性能の割りにかなり安いキットです(ただし銅板なしではその性能の4分の1も発揮できないと思います)。
これを聴くと(音質の好みの差があるかもしれませんが)20万円台のクラスのCDプレーヤーと十分互角に対抗できるのではないでしょうか?
(ひいき目でしょうか?まあ所詮オーディオとは自己満足でしょうけど)
これで電源系を独立させて、更にクロックを同期させてみたらどうなるのか、、
興味は尽きませんが、ちょっとディープな世界にはまっていきそうで、、、
ちょっと仕事が忙しくなってきたのでしばらくはオーディオから離れなければいけないのがちょっと残念です。
しかしマエストロ凄いですね。最初はキワモノかと本当に思っていたのですが、、唖然としてしまいました。なんというか音の芯がしっかりしてきます。
ウッドベースのゴツゴツ感、ピアノの音に芯が出ます。
何度かマエストロもご注文いただいております。ありがとうございます。
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